アフリカツメガエルの寿命が長くなるように飼育しましょう

アフリカツメガエルの寿命は10~15年くらいですが、上手に飼育すると20年以生きる場合もあります。アフリカツメガエルは陸に上がらないので飼育する場合は陸地を作る必要がなく、とても丈夫で水質悪化にも強いカエルです。エサは人工餌を食べるので、初心者でも簡単に飼育することができます。大型魚などのエサにされる場合がありますが、独特のエサの食べ方がとても愛らしくペットとしても人気があります。

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アフリカツメガエルの寿命や生態を知って飼育してみましょう。

アフリカツメガエルはアフリカに生息する雑食性のカエルです。

陸に上がることが無く水中でのみ生活します。そのため水中で泳ぐのに適した身体をしています。
前肢・後肢は身体の側面から生えて、後肢の指の間には大きな水かきがあります。後肢の身体側から3本の指先には角質が硬質化して爪があるように見えます。これが名前の由来となっています。
体長は7~12cm程度で寿命は10~15年程度ですが、20年以上生きる場合もあるようです。

アマガエルなどは立体的な顔の側面に目が付いていますが、アフリカツメガエルは扁平な顔の上側に目が並んでおりとても愛嬌のある顔をしています。
雑食性で水中の昆虫やエビ、魚などを食べます。
舌がないのでエサを食べる時には、エサを吸い込んで口にある程度入ったら両手を使って押し入れます。両手を駆使して食べる様子がとても愛らしいと人気があります。

アフリカツメガエルは環境の変化や水質の悪化に強く、水が凍らない限り生きることができます。

また、同じ大きさの個体は多頭飼いすることができ繁殖力が強く成長も早いです。こういったことは実験に用いるのに適した条件となり、実験用としても活用されてきました。
日本の池や沼でも生息することができるので放すと繁殖して生態系を乱す外来種となってしまいます。飼育する場合には絶対に放さずに最後まで飼育する必要があります。

アフリカツメガエルの多くはカエルツボカビを持っています。

アフリカツメガエルの多くは両生類にとって致命的な感染症となるカエルツボカビを持っています。

アフリカツメガエル自身はカエルツボカビ症になることはなく感染していても問題ありません。ウシガエルなど他の両生類でも感染しても問題ない種がいますが、感染すると命を失ってしまう種も多く存在します。

アフリカツメガエルを扱った後にはよく手を洗い、使用した器具などは他の生物に使用しないようにしましょう。
器具や排水する飼育水は次亜塩素酸ナトリウムを薄めた液で消毒することができます。

アフリカツメガエルの寿命が長くなるように適切な飼育アイテムを揃えましょう。

アフリカツメガエルはヒーターを使用しなくても飼育することができます。

飼育に必要なアイテムを揃えてしまうと、その後の飼育はとても容易です。

  • 飼育ケース
    横幅が45cm以上の水槽やプラケースを用意しましょう。アフリカツメガエルは成長が早く体長10cm程度まで成長するので、最初から45cm以上の飼育ケースを用意した方がよいでしょう。複数飼いする場合には過密にならないように大きめの飼育ケースを選びましょう。一匹に対する水の量が多い程水換えの頻度は少なくて済むようになります。
    飛び出してしまう可能性があるので必ず蓋をしましょう。
  • 底砂
    底砂は特に必要という訳ではありませんが、水質を保つソイルなどを入れるとより水換えの頻度を減らすことができます。
  • 濾過装置
    外掛けフィルターを使用するとエアレーション効果も得られるのでおすすめです。外掛けフィルターを設置してエアレーション効果を得るためには、外掛けフィルターの排出口は水面から離して水しぶきが出るようにしましょう。水面が泡立つ事によってエアレーション効果を得ることができます。
  • 照明
    観賞しやすいように照明を設置しましょう。水草を入れる場合には水草の成長にも必要です。
  • ヒーター
    ヒーターは無くても飼育可能です。
    アフリカツメガエルは20~26度程度の水温だと元気に活動することができます。水が凍ると生きてはいられませんが、凍らなければ耐えることができます。そのため飼育水が凍らない環境であればヒーターは無くても大丈夫です。
    冬も元気な様子を見たい場合にはヒーターで23度程度に保温してあげるとよいでしょう。
  • カルキ抜き剤
    水換えは週に1回で水槽の水の3~5割程度を換えます。水はカルキ抜きして使用します。カルキ抜き剤がない場合には、バケツなどに水道水を入れて2~3日おいてから使用しましょう。

アフリカツメガエルの寿命が長くなるように適したエサを与えましょう。

野生のアフリカツメガエルは雑食性で魚や水中の昆虫などを食べますが、飼育下では両生類用の人工餌がおすすめです。

小さい魚やエビなどの生餌を与えても食べますが、生餌は病気などの感染元となる場合もあります。栄養バランスも偏ってしまう可能性もあります。
ササミや魚の切り身なども食べますが、水が汚れ易くなります。

アフリカツメガエルは人工餌でも問題なく食べるので、栄養バランスが整っている両生類用の人工餌が最適でしょう。
水面に浮かんでいるエサを食べるのは苦手なので、水中に沈む沈下性の人工餌を選ぶとよいでしょう。
エサは1~2日に1回を目安に与えます。体型を見て肥満にならない程度に与えましょう。

アフリカツメガエルを繁殖させてオタマジャクシを育てましょう。

アフリカツメガエルを繁殖させるのは難しくはありません。

年中同じ水温だと繁殖が促されないので、繁殖させたい場合には季節のメリハリを感じさせます。
冬の間はヒーターを使用しないで水温が低くなるようにすると、春になり水温が上昇して温かくなり卵を産みます。
卵は直ぐに別の水槽に分けて飼育します。
濾過装置とエアレーションをして水質を保ちます。オタマジャクシは草食性なのでグリーンピースを茹でて裏ごししたものや草食性熱帯魚用のエサを与えます。

親と同居させるのは、親ガエルの口に入らないくらいの大きさになってからにしましょう。アフリカツメガエルは口に入るサイズの生き物は何でも食べてしまいます。
そのため同種同士で混泳させる場合にはサイズが同じくらいの個体を選びましょう。
他の種はかなり大きくても予想外に口に入ってしまう場合があるので、できるだけ混泳はさせない方がよいでしょう。
アフリカツメガエルはエサにされる場合もありますが、見れば見るほど味のある様相をしていて愛着が沸いてきます。
適切に飼育して寿命を全うさせてあげたいものです。