ブラックライヤーモーリーを上手に飼育して繁殖させましょう

ブラックライヤーモーリーは全身真っ黒で尾びれが上下に幅広く広がり先が細長くなっていて非常に見た目が格好良い熱帯魚です。体長8cm程度まで成長するので水槽の中で大きな存在感を発揮します。卵胎生で稚魚を生むので繁殖させやすく、複数匹飼育していると何もしなくても稚魚の誕生にお目にかかれる場合もあります。丈夫で温厚な性格なので飼い易く熱帯魚初心者にもおすすめです。

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ブラックライヤーモーリーの生態を知って飼育を始めましょう。

ブラックライヤーモーリーはブラックモーリーと似ていますが尾びれの両端が広がり長く伸びているのが特徴で優雅なイメージをかもし出しています。
体長は7~8cm程度で上手に飼育すると3年以上生きます。
雑食性で水中の微生物や昆虫なども食べますが草食性が強く苔や藻類を多く食べます。そのため水槽内の苔を食べてもらうために飼育する方も多くいます。

多くの魚は卵を産みますが、ブラックライヤーモーリーはお腹の中で卵を孵化させて稚魚を卵胎生の熱帯魚です。

そのため卵を別けて飼育していても卵が孵化しない…ということがなく繁殖させやすい熱帯魚です。
オスとメスを一緒に飼育していると、意図しなくてもいつの間にか稚魚が見られる場合があります。
ただ、稚魚は小さいうちは親魚などに食べられてしまうので育てたい場合には別けて飼育する必要があります。

ブラックライヤーモーリーを飼育するのに必要な設備を揃えましょう。

ブラックライヤーモーリは熱帯魚初心者でも繁殖させることが可能なので、初めて熱帯魚を飼育するけれど繁殖まで楽しみたいという方に人気があります。
必要な設備を揃えて飼育を始めましょう。
  • 水槽
    ブラックライヤーモーリは3匹までなら横幅が30cmの水槽でも飼育可能です。ただ、繁殖させたい場合には5匹以上で飼育した方が確実になるのと、稚魚が育った場合の事を考えるとできるだけ大きな水槽で飼育する事をおすすめします。
    横幅が60cmの水槽だと、繁殖して稚魚がうまく育った場合にもある程度対応できるでしょう。
  • 底床
    水槽用の底床には様々な種類があります。底床の種類によって水質が変わってくるので、飼育する魚に適した水質になる底床を選びましょう。
    ブラックライヤーモーリーは中性から弱アルカリ性の水質が適しているので砂利系の底床を選ぶとよいでしょう。
  • 濾過装置
    水槽の大きさとメンテナンスの手間を考慮して濾過装置のタイプと大きさを選びましょう。横幅が30cmの小型の水槽の場合には外掛けフィルターが、横幅が60cmの大型の水槽では上部フィルターがおすすめです。
  • 水槽用ヒーター
    ブラックライヤーモーリーが元気に活動できる水温は22~27度程度です。水槽用ヒーターを使用してこの範囲内に水温を保ちましょう。
  • 水槽用ファン
    水温が上がりすぎる場合には水槽用ファンを利用して水温を下げましょう。
  • ライト
    水槽の上部にライトを設置します。ブラックライヤーモーリーの体色が美しく観賞できるだけではなく、体色自体も鮮やかに発達します。水草の成長にも必要です。
  • 隠れ家
    水草や岩などの隠れ家を入れてあげましょう。流木は水質を弱酸性に傾けるので、入れる場合には十分にあく抜きをしてからにしましょう。隠れ家が沢山あると稚魚を別けなくてもある程度育つ場合があります。
  • 世話道具
    水換えをする際に使用するポンプやバケツ、水槽の壁面を擦る軟らかいスポンジ、魚をすくう網を用意しましょう。

ブラックライヤーモーリーの飼育ポイントを抑えて世話をしましょう。

ブラックライヤーモーリーは丈夫な熱帯魚で飼育は難しくはありません。

飼育ポイントだけしっかりと押さえて世話をしましょう。

  • 水槽の立ち上げをしっかりと行う。
    水槽や濾過装置などは洗剤を使用しないで水洗いしてから設置し、水道水を入れて濾過装置、ヒーター、ライトを設置して電源を入れて1~2週間そのままにしておきます。
    水槽内にバクテリアが発生して水質が安定するまでに時間がかかるので、必ず立ち上げ時には1~2週間魚を入れない状態で濾過装置などを稼動させる期間が必要です。
  • 水合わせを行う。
    ブラックライヤーモーリーを水槽に入れるときには水合わせを行いましょう。いくら丈夫な魚でもいきなり水温や水質が変わると耐えられません。
  • 水換えを定期的に行う。
    水換えは1週間に1度、水槽内の水の3割程度を排水して同量の新しい水を入れましょう。
    水槽の環境によって水換えの頻度に差が出るので、飼育している水槽に適切な期間を見定めていきましょう。

ブラックライヤーモーリーに適切に餌を与えて健康を保ちましょう。

ブラックライヤーモーリーは草食性の強い雑食性で水槽内の苔を食べてくれます。

人工餌を与えすぎるとあまり苔を食べなくなるので与える餌の量をコントロールする場合はあります。
しかし、人工餌が少なすぎて栄養が不足していると繁殖する体力を維持することができません。
人工餌も与えてしっかりと健康を維持してあげましょう。小型熱帯魚用の沈降性の餌がよいでしょう。

ブラックライヤーモーリーを繁殖させて増やすためには稚魚は別けて育てましょう。

ブラックライヤーモーリーの稚魚を育てたい場合には、親魚に食べられないように別けて育てる事をおすすめします。

  • 繁殖用の水槽や産卵箱で稚魚を産ませる。
    繁殖用の水槽や産卵箱を用意して親魚をその中で生ませて、産み終わったら親魚を元の水槽に戻します。
    産卵箱の場合には稚魚が育ってくると手狭になるので稚魚用の水槽を用意して移しましょう。
  • 稚魚が飢えないように餌を頻回与える。
    稚魚は1日に4~5回餌を与えて飢えないようにすることが大切です。ブラインシュリンプや人工餌をすりつぶして粉末状にして与えましょう。
  • 稚魚の飼育では水質管理が大切です。
    稚魚は親魚よりも水質に敏感になるので水質を保ち水換えの頻度を少なくすることが大切です。餌の食べ残しは直ちに取り除き水質を保ちましょう。
  • 親魚に食べられない大きさになったら同居させられます。
    親魚の水槽に入れるのは、親魚に食べられない大きさになってからにしましょう。生後3ヶ月程度で体長3cmになり、このくらいの時期が同居の目安となります。
優雅さを求める場合にはブラックモーリーよりもブラックライヤーモーリーがおすすめです。飼育方法は同じでよいので好みに合わせて選びましょう。