ポリプテルスデルヘッジを上手に飼育して長生きさせましょう

ポリプテルスデルヘッジは体長40cmにもなる古代魚で迫力と見ごたえのある魚です。水質の悪化に強く環境適応能力が高いので、大きいという点を除けば初心者にも飼育しやすい魚です。大きめの水槽を用意すると悠然と泳ぐ姿を眺めることができます。適切に飼育すると15年も生きる場合があるので、飼育方法をマスターして長生きさせましょう。

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ポリプテルスデルヘッジの生態を理解して飼育に臨みましょう。

ポリプテルスデルヘッジはアフリカの河川に生息する古代魚です。

白い体色に黒い模様があり、模様の入り具合いは個体によって異なります。模様がはっきりとして美しく背びれの数が多い個体は高値になります。体長40cm程度まで成長しますが、水槽で飼育していると30cm程度までしか成長しない場合が殆どです。
寿命は10~12年程度ですが上手に飼育すると15年程度生きる場合があります。

飼育して繁殖した個体と野生の個体が販売されており、野生個体の方が価格が高くなる傾向にあります。
野生個体は気性が荒いものが多くそこに魅力を感じる方が多くいます。しかし、身体の模様が整っているのは飼育下で繁殖した個体に多く、性格も温厚になる傾向があります。他の魚と混泳させたい場合には飼育下で繁殖させた個体の方が成功する確率が高くなるでしょう。

ポリプテルスデルヘッジの飼育に必要な備品を揃えましょう。

ポリプテルスデルヘッジは大型の水槽で飼育すると大きく成長させることができます。

ポリプテルスデルヘッジが少しでも快適に過ごせるように、そして悠然と泳ぐ姿を観賞するためにもできるだけ大きい水槽で飼育することをおすすめします。

  • 水槽
    横幅が90cm以上ある水槽を選ぶとゆとりを持って育てることができます。水槽の蓋は飛び出し防止のために必ずつけましょう。予想外の隙間から飛び出てしまう場合もあるので、身体が通るような隙間は塞ぎましょう。
  • 底砂
    底砂は無くてもよいのですが、ポリプテルスデルヘッジは砂に潜るのが好きなので2~3cm程度の厚みで敷いてあげるとよいでしょう。砂利系で大磯砂や玉砂利が扱い易くておすすめです。サンゴ系の底砂は水質を弱アルカリ性に傾けポリプテルスデルヘッジには向いていないので避けましょう。
  • 隠れ家
    ポリプテルスデルヘッジが隠れることができる大きめの隠れ家を作ってあげましょう。身体が長いので細長い筒状のスペースを作ります。土管だとしっかりと隠れることができるのでおすすめです。流木を入れるとポリプテルスデルヘッジに合った弱酸性の水質になります。土管や流木を組み合わせて多めに隠れ家を作ってあげるとよいでしょう。
  • 濾過装置
    大型の水槽になるので、濾過能力が高いながらもメンテナンスが比較的容易な上部フィルターがおすすめです。
  • ヒーター
    ポリプテルスデルヘッジに適した水温は22~28度です。水温が22度よりも低くならないように水槽用ヒーターで保温しましょう。成長期に食欲を増進させて大きく成長させたい場合には水温を27~28度と高めに保つとよいでしょう。
    水温が低めだと白点病などにかかりやすくなるので水温は常に25度以上に保つことをおすすめします。
    水温を調節できるタイプのヒーターを選んでおくと便利です。
  • 冷却ファン
    水温が上がりすぎる場合には水槽用の冷却ファンを利用して適温を保ちましょう。水温の下がりすぎを防ぐサーモスタッド機能がついたものを選ぶと安心です。
  • ライト
    観賞用や体色を良く保つためにライトを設置します。
  • 掃除道具
    水換え用のポンプやバケツ、水槽内に付いた苔を取るのに軟らかいスポンジを用意しましょう。

  • ポリプテルスデルヘッジを水槽に入れるときなどに使用します。

ポリプテルスデルヘッジの飼育ポイントを抑えて適切に飼育しましょう。

ポリプテルスデルヘッジは環境適応能力が強く丈夫な魚なので飼育は容易ですが、基本的なポイントは押さえておきましょう。

  • 水合わせをする。
    水槽へ入れるときには水合わせをしましょう。袋に入った状態で水槽に入れて30分程度経過し、水温が水槽の水温と同じになったらバケツに開けます。
    バケツの水を3割程度排水してその分水槽の水を入れます。30分経過するごとにバケツの水の3割程度を排水して水槽の水を入れる作業を3回行い、ポリプテルスデルヘッジだけを水槽に入れます。
  • 水換えを行う。
    水槽の水が汚れてきたら水換えを行いましょう。水槽の底に汚れが溜まるので、底から水を吸い出して新しい水を入れます。新しい水はカルキ抜きをして水槽の水と同じ水温にしておきましょう。1度に多くの水を換えるとポリプテルスデルヘッジに負担がかかるので3割程度に留めます。
    1~2週間に1回行いましょう。

ポリプテルスデルヘッジに適した餌を与えて飼育しましょう。

ポリプテルスデルヘッジは人工餌を食べるので飼育はしやすい魚です。

成長期には栄養バランスの良い人工餌の他に好みの餌を与えると大きく成長させることができます。

  • 人工餌
    肉食魚用の人工餌を選びましょう。人工餌は大きさや形状が様々で、小粒タイプからタブレットのように大きなタイプなどがあります。好みに合わないと食べない場合もあるので、ポリプテルスデルヘッジを購入する際には与えている餌の銘柄を聞いておきましょう。
  • 成長期には嗜好性の高い餌も与える。
    成長期には食べるだけ与えて大きくしっかりと育てることが大切です。冷凍赤虫やミルワーム、メダカなどの生餌など好む餌を与えましょう。毎日2回食べるだけ与えます。
  • 成魚は1~2日に1回餌を与えます。
    成魚は食べ過ぎても長生きできないので1~2日に1回与えます。体型や食欲に合わせて調節しましょう。

ポリプテルスデルヘッジは他の魚と混泳させることが可能です。

ポリプテルスデルヘッジは温和な性格の個体が多いので他の魚と混泳させることができる場合が多いです。

ポリプテルスセネガルスなど同じポリプテルス類や生活層が異なる魚だと成功しやすくなります。

ポリプテルスデルヘッジは水槽の下層に棲まうので中層から上層に棲まうオスカーなどがよいでしょう。体長がある程度あっても細長い形の魚だとポリプテルスデルヘッジに食べられてしまう可能性があるので、エンゼルフィッシュなど上下に幅がある体高の高い魚もおすすめです。

混泳は魚の種類によらず個体の性格が大きく関係してきます。混泳に成功するかどうかは実際に水槽に入れてみないと分からないので、必ず混泳できなかった場合に別けて飼育できるように別の水槽を用意しておくことが大切です。
また、混泳が成功していても突然関係が崩れて争いが生じる場合もあるので怪我をしていないかなどよく観察し、いつでも別ける事ができるように水槽一式を準備しておきましょう。

飼育される生き物は与えられた環境の中でしか生きる事ができません。できる限り快適に過ごさせてあげたいものです。