ボールパイソンのケージを選んで購入、もしくは自作する方法

ボールパイソンを飼育するためには飼育するケージが必要です。ボールパイソンの生態を知って適切にお世話できる飼育ケージを選びましょう。爬虫類専用の飼育ケージは観賞しやすく見栄えしますが、ボールパイソンの飼育にはかなり大型の飼育ケージが必要となります。そのため置き場所の確保が難しい場合もあるでしょう。
そんな場合には衣装ケースで飼育ケースを自作して省スペースで飼う事も可能です。

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ボールパイソンの身体のサイズと生態を知って最適なケージを選びましょう。

ボールパイソンはアフリカの草原やサバンナに生息します。

寒さには弱いので日本で飼育する場合には寒い季節に保温する必要があります。
夜行性なのでバスキングライトは必要ありません。
全長120~180cm程度まで成長しますがかなり個体差があります。胴体が太く成長するので全長がそれ程長くなくてもボリュームがあり大きく感じられます。

寿命は20年程度ですが飼育環境などによりかなり差があります。
主に地表で生活しますが木に登る事もあります。

ボールパイソンには爬虫類専用で大型のケージがおすすめです。

ボールパイソンは成長しきたっときのサイズを考えると飼育ケースの幅が90cm以上あるものが望ましいです。

高さは45cm程度あれば大丈夫ですが、木登りが好きな個体もいるので45cmよりも高い飼育ケースで登り木を設置してあげるとよりよいでしょう。
蛇は猛禽類から狙われるため上から世話をされるのを嫌がります。そのため飼育ケージの上から手を入れると怖がってなつきづらくなる可能性があります。

飼育ケージの前扉が開くものを選ぶことをおすすめします。
置き場所と予算がゆるす限り大型のケージを用意するとボールパイソンが快適に暮らすことができるでしょう。

衣装ケースで作ったボールパイソンのケージは収納性に優れ扱いが楽です。

ボールパイソンの飼育ケージを衣装ケースを使って作ることができます。

衣装ケースで作った飼育ケージには次のようなメリットがあります。

  • 安価である。
    衣装ケースなので専用の飼育ケージよりもかなり安価です。蛇は一匹ずつ飼うのが基本となるので蛇の数だけ飼育ケージが必要となります。衣装ケースならば価格がかなり抑えられます。
  • 観賞用の飼育ケージを置く場所が無い場合に重宝します。
    爬虫類用の飼育ケージだと大きくて重量もあるので設置した場所から動かすのは容易ではありません。そのため常に置いておける場所が必要です。しかし、衣装ケースの飼育ケースは軽くて簡単に移動できるので普段は棚に置いておき、世話をする時には移動させることが可能です。
  • 複数の蛇や生き物を飼育しやすくなります。
    衣装ケースの飼育ケージはワイヤーラックなどにいくつも並べて置く事ができます。世話をするときだけ移動させればよいので省スペースで多数飼育することが可能になります。
  • 簡単に丸洗いできます。
  • 動物病院等への持ち運びにも利用できます。
  • 蛇が嫌いな人がいる場合。
    家族や訪問者に蛇が嫌いな人がいる場合には、見えない場所に移動させることができます。
  • 仮り住まいとして利用できる。
    ボールパイソンが成長しきってから大きさを見てケージを購入したい場合や、引っ越すまでの仮の住まいとしても活躍します。

デメリットとしては、次のことが挙げられます。

  • 中がよく見えない。
    衣装ケースなので中がクリアには見えません。
    常にクリアに観賞したい場合には致命的な欠点です。常に姿を見ていたいという場合には専用の飼育ケージを使用しましょう。
  • 内部にヒーターを設置できない。
    飼育ケージの下に置いてホットスポットを作る事はできますが、飼育ケージ内全体を温めるヒーターを設置することができません。そのため部屋全体をエアコンなどで温かく保つ必要があります。

ボールパイソンの飼育ケージを衣装ケースで作る方法。

用意するもの

  • 衣装ケース
    大きさはボールパイソンの大きさと置き場所のスペースに合わせて選びましょう。
    ボールパイソンは上から世話をすると怖がる場合があるので、できるだけ真上から手を伸ばさなくてもよいように広めのものが望ましいです。
    蓋を乗せた後に蓋が開かないように固定できるストッパーが付いたタイプの衣装ケースを選びましょう。
    ストッパーがないと蛇が蓋を押し開けて脱走してしまうので、必ず必要です。
  • 電動ドリル
    衣装ケースに空気穴を空けるのに使用します。
  • マジック
    穴を空ける場所にマジックで印を付けておくと綺麗に仕上がるでしょう。

作り方
作り方は簡単で、穴を開ける場所を決めたらマジックで印を付けて、電動ドリルで穴を開けるだけです。

穴を空ける場所

  • 衣装ケースの蓋
    衣装ケースの蓋の短い辺の片側だけに空気穴を開けます。蓋の長い辺の4分の1~5分の1程度の範囲に2cm程度の間隔で開けます。
  • 衣装ケースの下側
    衣装ケースの下側のケース部分には4つの側面があります。短い辺の片方の側面の下部にだけ空気穴を開けます。底側から4分の1程度までの高さまでの範囲に2cm程度の間隔で開けます。
蓋の穴と衣装ケース下部の穴のある場所を反対にして使用します。
そうして蓋に穴のある方にヒーターを設置して保温スポットにします。
そうすることにより、下部の穴から空気が入り保温スポット上部の蓋の穴から空気が流れ出て飼育ケージ内の空気が新鮮に保たれます。

ボールパイソンのケージに必要なアイテム。

ボールパイソンのケージに必要なアイテムを設置しましょう。

  • 水入れ
    水は飲むだけではなく脱皮する際に身体を濡らすために入る場合もあります。そのため身体全体が入れるような大きさの水入れを置きましょう。子供のうちは爬虫類専用のシェルターも喜びますが大きくなってくると入れるサイズのシェルターがなくなるので、水がこぼれづらいようにタッパの蓋をくりぬいたものなどがよいでしょう。
  • 床材
    床材は爬虫類専用の飼育ケージで見栄を良くするためにはウッドチップやヤシガラマットがおすすめです。適度な湿度も保ち易くなります。
    衣装ケースの飼育ケージで飼う場合にはペットシートが収まりがよく手入れをしやすいのでおすすめです。
    ペットシートはさっと交換できてお手入れが楽になるので見た目にこだわらない場合にはとてもおすすめです。
  • ヒーター
    ボールパイソンは寒さに弱いので寒い時期にはヒーターを使って保温してあげましょう。飼育ケース内全体を温めるヒーターと下部に敷いて部分的に温めるヒーターを併用することをおすすめします。
    衣装ケースの自作ケージの場合はケージ内全体を温めるヒーターを設置できないので室内全体を温かく保つ必要があります。

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