コーンスネークの寿命は上手に飼育すると15年程度になります

コーンスネークの寿命は野生で生きる場合よりも飼育下での方がかなり長くなる傾向があり、上手に飼育していると15年程度生きてくれます。「温厚な性格。飼育が容易。蛇の中では小柄な体型。」と飼育しやすい条件が整っているため、初めて蛇を飼育する方や女性からもとても人気があります。また、色柄が豊富なのも人気の一因です。
コーンスネークの適切な飼育方法を知って長生きしてもらいましょう。

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コーン スネークの生態を知って寿命が長くなるような飼育をしてあげましょう。

コーンスネークの別名はアカダイショウで、赤色に近い濃いオレンジ色をした柄のある蛇です。

色柄の異なる種類のことをモルフと呼び、コーンスネークには色や柄が全く異なるモルフが多数存在します。じっくりと探すと好みの個体に出会えるでしょう。
森林や草原に生息し、主に地表で活動しますが木に登るのも上手です。夜行性ですが昼間に活動することもあります。寒い地域では冬は冬眠して過ごしますが、暖かい地域では冬眠せずに年中活動します。
肉食性でネズミ、トカゲ、カエルなどの小動物や鳥、鳥の卵、昆虫などを食べます。
全長は100~150cm程度に成長し、体全体が細めでスラットした体型をしています。そのため長さの割りに小さく感じられるでしょう。

自然界では外敵に襲われたり病気になったりして10年も生きられない場合が殆どです。しかし、飼育している場合には12~13年程度生きる個体が多く、上手に飼育すると15年程度生きます。
寿命は飼育環境やエサの与え方などによってかなり差が出るので、適切な飼育をすることが大切です。

コーンスネークはとても温和な性格をしていて、まず人にかみつくことはありません。

但し、空腹の時に目の前でエサのように手をヒラヒラと動かしたり、エサの匂いがついた手を近づけた場合は例外です。エサと間違われてしまいます。
扱い方をよく知って正しく飼育していると人に慣れ、ハンドリングもすることができます。
夜行性なので日光浴をさせる紫外線ライトも不要で、温度や湿度管理も蛇の飼育としてはとても容易です。
これらのことからコーンスネークは初めて蛇を飼育する方にとても人気でおすすめできる蛇です。
初めて飼育する蛇としては、コーンスネークに並んでボールパイソンが人気があります。ボールパイソンはコーンスネークよりも大きくなりますが、やはり温和で飼育が容易です。

コーンスネークの寿命が長くなるように適切な飼育アイテムを選びましょう。

コーンスネークを飼育するのに必要なアイテムを揃えましょう。

  • 飼育ケース
    コーンスネークは主に地表で活動しますが木に登るのが好きな個体も多いので、床面積の他に高さもある飼育ケースがおすすめです。
    飼育ケースの横幅60cm奥行き30cm高さ45cm以上のサイズを選ぶとよいでしょう。
    蛇は上から接近されると捕獲される時の状況と似ているので警戒し、ストレスを感じます。そのため天面の他に前扉が付いた飼育ケースを選ぶとよいでしょう。
    お世話をする際のコーンスネークへのストレスを軽減することができます。
  • 床材
    飼育ケースの床には床材を敷きます。ウッドチップやヤシガラマットなどは見栄えがよく湿度を保つ事ができますが、誤飲してしまう可能性があります。蛇はエサと一緒に床材を飲み込んでしまう場合があり、自然に排出されないと施術して取り出さなければならなくなる場合もあります。砂や小さなウッドチップなどは少しだけなら誤飲しても問題ないと言われていますが、蓄積すると問題となる場合もあります。エサはピンセットで与えるようにして、警戒して食べない場合はお皿に乗せるようにしましょう。
    誤飲の心配がなくておすすめな床材はペットシーツです。
    ペットシーツだとお掃除も取り替えるだけでよいのでとても簡単です。
    コーンスネークは水入れを置けば湿度をそれほど気にする必要はありません。
    排泄物をそのままにしておくと飼育ケース内が蒸れてコーンスネークに良くないので、床材は汚れたら直ぐに掃除をすることが大切です。
  • 水入れ
    水は飲用の他に身体を濡らすためにも利用します。身体が乾燥していると脱皮不全になってしまう場合があるので、必ず全身が入る大きさの水入れを用意してあげましょう。
    タッパの蓋の部分に丸く穴が開いた容器が、水がこぼれづらくおすすめです。
    水入れの水は毎日交換して清潔に保ちましょう。
  • シェルター
    シェルターは必須アイテムではありませんが、あるとコーンスネークが安心して過ごす事ができます。爬虫類用のシェルターで上部に水を入れられるタイプのものだと、より快適に過ごせるでしょう。
  • 登り木
    登り木は無くてもよいのですが、あるとコーンスネークが登る場合があります。コーンスネークは木登りが上手なので、木に登るのが好きな個体が多くいます。
    登り木に巻きついてくつろいでいる様子が見られると楽しいものです。

コーンスネークが寿命を全うできるように、ヒーターを設置して温度管理をしましょう。

コーンスネークは野生では冬に寒くなると冬眠して過ごしますが、飼育している場合には冬眠させることはおすすめできません。
途中で目が覚めた時にエサが無かったりしてそのまま生命を失ってしまう場合があります。
飼育下では寒い時期はヒーターで保温して冬眠させない方がよいでしょう。

コーンスネークに適した温度は22~28度程度です。この温度帯よりも寒くなる場合にはヒーターで保温してあげましょう。
いくつかのタイプのヒーターがありますが、パネル式のヒーターを飼育ケースの底に敷いて保温すると火傷の心配がなく安心です。底全体に敷くと暑くなった時に退避する場所がなくなるので、半分だけに敷きます。そうすると、コーンスネークは移動して自分で温度調節することができます。
ヒーターの温度は25度程度に設定します。
飼育ケースが広くてパネルヒータだけでは温まらない場合には、天面裏側に取り付けて飼育ケース内全体を温めるヒーターを併用するとよいでしょう。

温湿度計
飼育ケース内の温度と湿度がすぐに分かるように温湿度計を取り付けて温度管理しましょう。

エサにはマウスを適切に与えて長生きしてもらいましょう。

コーンスネークには冷凍マウスを与えるとよいでしょう。

他の物を与えなくてもこれだけで十分な栄養をとることができます。

  • 大きさ選び
    コーンスネークの胴囲と同等程度のマウスを選びましょう。
  • 与える量と頻度
    マウスを与える量は、1回に1~3匹です。
    ベビーのうちは週に2回で食べるだけ与えます。
    大人は1週間~10日に1回与えます。与えすぎると肥満になってしまい長生きできないので、体型を見ながら頻度と量を調節します。
    脱皮前は食欲が落ちて食べなくなる場合があります。その際は無理に与えなくても大丈夫です。
  • 冷凍マウスはしっかりと解凍して与えます。
    冷凍マウスはビニール袋に入れて60度程度のお湯につけて解凍します。お湯が温くなったら取り替えて中までしっかりと解凍することが大切です。凍った部分が残っていると消化不良になり体調を崩す原因となります。マウスを触って全体が軟らかくなっている事を確認しましょう。
  • 食後はしっかりと温まれるような環境を作ります。
    寒いと消化不良になってしまう場合があります。食べた後はしっかりと温まれるように飼育ケースの温度管理を抜かりなく行いましょう。
  • エサの与え方
    マウスはピンセットで挟んで与えます。頭側から飲み込めるように、マウスの頭部をコーンスネークに向けて顔の前で上下左右にゆらゆらと揺らして与えます。

コーンスネークの飼育ポイント

コーンスネークを飼育する際のポイントを挙げてみます。

  • お迎えしてから3日くらいはそっとしておく。
    コーンスネークが新しい環境に慣れるまでは、触ったり飼育ケースをじろじろと覗きこまずにそっとしておいてあげましょう。エサも3日程度経過してから与えるとよいでしょう。
    ただ、お迎えするコーンスネークの大きさにもよるので、エサやりについては飼育店の指示を仰ぎましょう。
  • 食後のハンドリングは避ける。
    食べた後に触ると吐き戻ししてしまう場合があります。吐き戻しはコーンスネークにとって大変負担がかかることで拒食になってしまう場合もあるので、食後はそっとしておきましょう。
  • 飼い主に慣れさせるためにはベビーのうちは小さい飼育ケースを使う。
    飼い主に慣れさせるためにはベビーのうちは小さい飼育ケースで飼育し、コミュニケーションをとりやすくすることをおすすめします。成長に合わせてサイズアップさせましょう。高価な飼育ケースを買い換えるのは大変なので、最終の大きさになるまでの間はプラケースでよいでしょう。
ハンドリングが容易なコーンスネークですが触りすぎるとストレスとなり拒食になってしまう場合もあります。
嫌がる時にはそっとしておくなど、適度な距離をもって上手にコミュニケーションしましょう。

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