カナヘビの大きさは17cm~26cm程度と個体差があります

カナヘビの大きさにはかなり個体差があり生育環境や幼体時の栄養が影響していると考えられます。カナヘビは草原など人が住む身近な地域に生息し、昼行性なので野外で活動しているとよく出会うことがあります。日が高くなる日中は藪の中に入り直射日光を避けて過ごし、朝夕の日差しが強くない時間帯や曇りの日は日中でも活発に活動します。石塀や石畳、山の中の散策路などを注意深く探すと見つけられる可能性が高いでしょう。

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カナヘビの大きさは全長17cm~26cm程度で7割程度を尾が占めます。

カナヘビというと日本の固有種であるニホンカナヘビのことを示す場合が多いでしょう。

ニホンカナヘビは北海道から九州と日本国内の広い範囲に生息し、北へ行くほどずんぐりとした体型になります。大きさにはかなり個体差があり、頭部の口先から尾の先端までの体長は17cm~26cm程度です。カナヘビは尾が長く体長の3分の2以上が尾となりますが、北海道など北に住むカナヘビよりも九州に住むカナヘビの方がより尾の割合が大きくなりスラッとした体型をしています。
危険な目に遭うと尾を自切し、再生尾が生えますが骨は再生されません。

カナヘビは低地の草原など人が住む地域に生息するので昔から人間にとって身近な存在です。飼育方法は難しくは無いので昔からペットとしても親しまれてきました。
スラッとした身体に長い尾が美しくクリクリと愛らしい瞳を持っています。性格は温和で人慣れもするので、ペットとして飼育している人は多くいます。
上手に飼育すると8年以上とかなり長生きします。

カナヘビの大きさに合った飼育ケースを選び飼育用品を揃えましょう。

カナヘビを飼育する場合には、カナヘビの大きさに合わせて飼育ケースの大きさを選びましょう。

  • 飼育ケース
    大きめのカナヘビだと体長26cm程度まで成長するので、飼育ケースの大きさは横幅が45cm以上のものがおすすめです。成長しきった大きさが全長17cm程度の場合には横幅が30cm程度の飼育ケースでもよいでしょう。
    オスとメスを飼育して繁殖させたい場合には大きめで横幅が60cm程度の飼育ケースがおすすめです。このサイズだと餌にするコオロギを飼育ケース内で繁殖させることも可能です。
    脱走しないようにぴったりと閉められる蓋が必要です。但し通気性が良くなるように網状になった蓋を選びましょう。
  • 床材
    飼育ケースの底に床材を敷きます。ペットシーツやキッチンペーパーでも飼育可能ですが、バークチップやヤシガラマットだと湿度を保ち易くなります。土を2~3cm程度の厚みで敷くと湿度を保ち、餌にするコオロギを繁殖させることもできます。
  • 隠れ家
    石や流木を組んで隠れ家を作ってあげましょう。流木や木の枝で高さも作ると登って行動範囲が広がります。
  • 水入れ
    ひっくり返らない重量のある水入れを用意して、毎日水を取り換えましょう。
  • 霧吹き
    毎日霧吹きをして飼育ケース内の湿度を保ちましょう。湿度は脱皮を上手くするためにも必要です。
  • 餌入れ
    餌の与え方によっては餌入れを用意してそこに餌を入れます。床に直接置くと床材を誤飲してしまう場合があります。
  • ヒーター
    自然界ではカナヘビは冬に冬眠しますが、飼育下では温度や湿度管理などが難しく失敗して命を失う結果になる場合が多くなります。そのため冬眠させない方がよいでしょう。
    飼育ケースの底3分の1から半分にパネルヒーターを敷いたり、飼育ケース上部に取り付ける遠赤外線ヒーターを取り付けて保温してあげましょう。
  • 温湿度計
    飼育ケース内の温度と湿度が分かるように設置しましょう。
    カナヘビの飼育に適した温度は23~27度程度です。

  • 餌はコオロギやレッドローチなどの生餌にカルシウム剤を添加して与えます。ビタミンDも時々添加しましょう。
    餌用のコオロギは多くのペットショップで販売されています。カルシウム剤やビタミン剤は爬虫類用として販売されているので、与える量の目安をよく読んで適量を与えましょう。
    カナヘビは慣れさせると人工餌を食べるようになる個体もいます。

カナヘビは毎週2~3回日光浴をさせましょう。

カナヘビは昼行性で野生では日光浴をします。飼育する場合には毎週2~3回日光用をさせてあげましょう。

紫外線を浴びないと体内でカルシウムの育成ができずに病気になってしまいます。そのため日光浴は必ずさせる必要があります。
日光浴をさせる時には次のことに注意しましょう。

  • 晴れた日の直射日光は避ける。
    日光浴と言っても晴れた日の直射日光に当てると日差しが強すぎて熱射病になってしまいます。日光浴させるには曇りの日が適しています。
  • 時間は30分~1時間程度にします。
    日光浴させる時間は30分程度でよく、長くても1時間までにしましょう。
  • 隠れ家を作っておく。
    日光浴させている間にカナヘビが暑くなった場合に隠れられるように必ず隠れ家を作っておきましょう。そうするとカナヘビは日光浴に満足したら自分で隠れ家に隠れます。
  • 水を入れておく。
    カナヘビは日光浴中に暑くなって喉が渇いても伝えることができません。必ず水入れを入れておきましょう。
  • 天敵に注意する。
    カナヘビは猫やカラスの獲物になるので捕獲されないように気をつけましょう。

カナヘビを飼育するにはバスキングスポットを作ってあげると安心です。

カナヘビを長く飼育する場合には、日光浴をさせる他にバスキングスポットを作ってカナヘビが好きな時に日光浴できるようにすることをおすすめします。カナヘビがどれ程日光浴を必要としているのかを人間が知る事は難しく、週に2~3回日光浴をさせても十分ではない場合があります。

また、食後にお腹を温めて消化を促す場合もあります。バスキングスポットを作っておくと、カナヘビが好きな時に日光浴して自分で体調管理することができるようになります。

  • バスキングスポットに平らな石や流木を置く。
    バスキングスポットにする場所に、カナヘビがお腹を付けて温められるような平らな石や流木を置きます。
  • 紫外線ライトと保温ライトを設置する。
    平らな石や流木に照射できる位置に紫外線ライトと保温ライトを設置します。ライトの強さは照射面とライトの位置とを変えて調節します。
    紫外線ライトは期限を過ぎると紫外線量が減少するので新しいライトに交換しましょう。

生まれたばかりのカナヘビの赤ちゃんの大きさは体長5cm程度です。

カナヘビは草の根元などに卵を数個産みます。メスが卵を産んだら霧吹きをかけて乾燥しないように保ちます。
卵は2ヶ月程度で孵化し、体長5cm程度の赤ちゃんが生まれます。
カナヘビの赤ちゃんは小さな虫を食べます。生まれたばかりの体長2mm程度のコオロギを与えるとよいでしょう。小さなコオロギは通信販売で購入する事もできます。
カナヘビは基本的には共食いをしませんが、飢えていると食べてしまう場合もあるので親とは別の飼育ケースで育てた方が安心です。

赤ちゃんカナヘビは脱皮を何度もして生後1年程度で大人になります。

成長中は餌は毎日食べるだけ与えましょう。大人になったら3~4日に1回にして肥満にならないようにします。

カナヘビの飼育は難しくはありませんが、健康で長生きできるようにできるかぎりよい環境を作ってあげましょう。