ミシシッピニオイガメは飼育下ではまず臭腺から臭いを出しません

ミシシッピニオイガメは後ろ足の付け根の辺りに臭腺があり、危険な場面に遭遇した時に臭いを出して敵を撃退するという防衛術を持っています。しかし、飼育下でミシシッピニオイガメが臭腺から臭い出す事はまずありません。

ミシシッピニオイガメを飼育していて臭いが気になるという場合には、糞やエサの食べ残しなどが原因となっている可能性が高いでしょう。
臭いが無く快適に飼育できる環境はミシシッピニオイガメにとってもよい環境となります。そんな環境作りに取り組んでみましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

ギリシャリクガメの値段は大きく成長した個体ほど高くなります

ギリシャリクガメはベビーのうちは環境の変化に弱くうまく育たない可能性が高くなるので、成長した大きな個...

ヒガシヘルマンリクガメの生態を知って適切に飼育しましょう

ヒガシヘルマンリクガメはヨーロッパの林や草原に生息する草食性のカメです。丸くて厚みのある甲羅にはっき...

ミシシッピアカミミガメの寿命は30年程度ですが差が大きいです

ミシシッピアカミミガメは日本ではミドリガメと呼ばれ親しまれています。寿命は30年程度と言われています...

スッポンを健康で長生きさせられる飼い方を知りましょう

スッポンは本来は丈夫な生き物なので、必要なアイテムを揃えてしまえば飼うのは難しくはありません。スッポ...

ミシシッピニオイガメは小型でなつき飼育が容易な人気のカメです

ミシシッピニオイガメはカメの中では小型で13cm程度までしか成長しません。大きくなるカメは成長すると...

カブトニオイガメの大きさは甲長15~16cm程度です。

カブトニオイガメの大きさはオスは甲長16cm程度、メスは甲長15cm程度まで成長します。ペットとして...

ミドリガメの大きさは最大で甲羅長30cm程度まで成長します

小さくて可愛いミドリガメを見ると飼いたくなったり子供が欲しがったりする場合があるでしょう。しかし、ミ...

イシガメの飼い方を知って元気に長生きしてもらいましょう

これからイシガメを飼おうと思っている。イシガメを飼っているけれど飼育方法に疑問点がある…という場合に...

スポンサーリンク

ミシシッピニオイガメは飼育下で臭腺から臭いを出す事はまずありません。

ミシシッピニオイガメはアメリカとカナダの東部にある流れの少ない河川や湖などに生息します。

夜行性で陸に上がる事はまずなく、昼間は水底の落ち葉や岩の陰で過ごします。
小型のカメで大人になっても甲羅の大きさは13cmくらいにしかなりません。そのため天敵が多く存在します。
後ろ足の付け根の辺りに臭腺があり、外的に襲われるなど危険な場面に遭遇すると臭腺から独特の臭いを出して敵を撃退しようとします。

ミシシッピニオイガメは身体が小さいので多くの外的から狙われることが多く、臭いを出す事は大切な防衛手段となるのです。

しかし、飼育されているミシシッピニオイガメはまず臭腺から臭いを出す事はありません。
ミシシッピニオイガメはとても温和な性格で人に慣れするので、野生のように危険を感じることがないのでしょう。

名前に「ニオガメ」とついていつので臭いと思われがちですが、まずその独特な臭いを嗅ぐ事はないので臭い心配して敬遠する必要はありません。
丸くて厚い甲羅が愛らしく大きくならないので飼いやすく、ペットしてとても人気が高いカメです。
他の人と飼い主を区別するようになり、飼い主を見ると寄って来るようになります。そのため飼っているうちにミシシッピニオイガメの熱烈なファンになる飼い主は多いのです。

ミシシッピニオイガメを飼育していて気になる臭い

ミシシッピニオイガメの臭腺から出る臭いとは関係なく、飼育していて臭いが気になるという場合があります。

これは糞やエサの食べ残しが腐敗した臭いでミシシッピニオイガメ自体の臭いではない場合がほとんどです。
また、エサのにおいがきつくエサ自体と糞が臭う場合もあります。
こういった臭いはミシシッピニオイガメに限ったものではなく、飼育方法を見直すことによって改善できる場合が多くあります。

ミシシッピニオイガメの飼育で臭いが気になる場合は水替えの頻度を見直してみましょう

水が汚れていて臭いが発生している場合があります。

水の汚れはミシシッピニオイガメにとっても大変よくありません。水質が悪いと病気になったり生命を失ってしまう場合もあります。
水が汚れてきたらすぐに水を取り替えましょう。濾過装置を設置していない場合には基本的には毎日水替えが必要です。

ミシシッピニオイガメは水中で生活するので水がきれいである事は非常に重要です。

水槽に入れる水の量が少ない程水質の悪化は早くなります。特に夏場はすぐに濁ってくるので多めに水を入れて必ず毎日交換しましょう。
ミシシッピニオイガメが泳ぐスペースを確保するためにも水深は25~30cm程度にしましょう。浅いと逆さになった時に体勢を戻せなくなってしまう場合があり危険です。
水質を保つためにはできるだけ濾過装置を設置しましょう。
濾過装置はカメ用の投げ込みフィルターの他に上部フィルターを取り付けると濾過能力が高まるのでおすすめです。

濾過装置を設置すると水替えの頻度をかなり減らすことができます。
40cm幅の水槽の場合は1週間に1度、60cm幅の水槽だと2週間に1度程度でよくなります。
ただ、これは目安で濾過装置の能力や飼育環境によって異なるので「汚れたら水を替える」を基本として飼育しましょう。

エサの種類や食べ残しが出ないように気をつけましょう。

エサの食べ残しが腐敗すると水質が急激に悪化し、臭いも発生します。

水質が悪化すると臭うだけではなくミシシッピニオイガメの健康のためにも非常によくありません。

更に、早く水が汚れると水替えの頻度も多くなり何もよい事はありません。
そのためエサは食べ残さないように与えることがとても重要です。
エサは少量与えて食べきったら追加する…というように少しずつ食べ具合を見ながら与えるようにしましょう。
ミシシッピニオイガメは肉食を中心とした雑食で様々なものを食べますが、水を汚さないようなエサを選ぶとよいでしょう。
レバーや食パン、野菜なども食べますがこれらを水槽に入れると水が汚れ易くなります。そのためエサにはカメ専用の人工餌を与えることをおすすめします。
カメ専用の人工餌は栄養バランスが整っていて水が汚れないように考えて作られています。
人工餌だけでは味気ないと思われる場合にはカメのおやつとして販売されている乾燥エビや乾燥パンを与えるとよいでしょう。
また、人工餌の中でも特にニオイを気遣ったものがあるので、臭い対策が施された人工餌を選ぶことをおすすめします。

ミシシッピニオイガメの臭い対策では空気清浄機もおすすめです。

水替えを頻繁にして濾過装置も設置してニオイ対策が施されたカメ専用の人工餌を与えてもまだニオイが気になる場合には、空気清浄機の設置をおすすめします。
できるだけ水槽の近くに空気清浄機を置くと臭いを吸ってくれるでしょう。
水槽の置き場所が空気の滞るような場所だと臭いがこもりやすくなります。
水槽は日当たりの良い部屋でありながらも直射日光は当たらない場所で、風通しの良い場所に置くようにしましょう。
ミシシッピニオイガメは夜行性なので日光浴の必要がないと言われていますが、たまに水面に浮かんで日光浴をする場合があります。
そのため室内の日当たりの悪い場所では紫外線不足となる場合があるので、ある程度明るい場所に置く事が望ましいのです。

ミシシッピニオイガメは適切な環境で飼育していると臭いは気にならないものです。臭わない環境がミシシッピニオイガメにとっても良い環境となるので、各種対策を施して臭わない環境を整えてあげましょう。